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アルコ()はレンフェB11x-10200形客車(10000系客車の2等車)を改造し台車を時速220km対応の新型台車へと変更した客車を使用するレンフェ・オペラドーラの列車サービス名である。改造はレンフェによってマラガのロス・プラドスにある中央修繕工場(TCR:''Taller Central de Reparaciones'')で行われた。ボギー台車はCAFのGC-1の改良品であり、高速度でも高い快適性が得られると認められたGC-3である。 アルコはバルセロナ-マラガ・セビリア・バダホス・アルメリア・グラナダ間でアルコ・ガルシーア・ロルカ(''Arco García Lorca'')として、また、2008年5月5日からはバスク州とガリシア州の間でもアルコ・カミーノ・デ・サンティアゴ(''Arco Camino de Santiago'')として運行されている。 2008年3月2日まではバルセロナ-アリカンテ-ムルシアを結ぶ地中海回廊でも運行されていた。また、ポルトボウ・セルベーレ(フランス)とバレンシア北駅を結ぶ列車もあった。 アルコは本質的にはディウルノ(''Diurno'')を改良したものである。 ==諸元== *運用線区:地中海回廊、レバンテ回廊、バスク州~ガリシア州 *製造者:スペイン国鉄、CAF *製造編成数: 41 *営業開始:1999年 *設計最高速度:220 km/h *営業最高速度: 160/200 km/h *座席数: *A9t-2000形 プレフェレンテ(一等)56席 *B10t-2200 トゥリスタ(二等)80席 *Br3t-2800 トゥリスタ24席 + P.M.R 1席 *電化:直流3 kV *軌間:1.668 mm 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルコ (列車)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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